対極的な2つのリップメイク:KureBAZAARのリップスティック発表イベントでメイクを担当しました
撮影やファッションショーのバックヤードで活躍中のネイル、「KureBAZAAR」から、リップスティックが発売になります。
世界に先駆けて、日本を皮切りに発表され、その発表イベントのメイクをyUKI TAKESHIMAが担当させて頂きました。
写真:KureBAZAAR二人の代表yUKIの左手クリスティアン、右手カルティカ右端、イベントに来てくれた、ネイリストの高野尚子さん
高野さんのインスタグラム:https://www.instagram.com/takano_naoko/?hl=ja
KureBAZAARは、「ナチュラルとファッション性の共存」をコンセプトにしたブランド。1999年にフランスで創業されました。友人であるトップファッションモデル、カルティカの妊娠をきっかけに、ファッショナブルでありながら、エコナチュラルなネイルカラーの必要性を確信したクリスチャン・デイヴィッドが商品を開発。
https://www.kurebazaar.jp/philosophy.html
ROUGE Kure BAZAARは、全27色でマット、サテン、バームと、3つの異なる質感から成るシリーズ。
たくさんある色と質感の選択肢から、yUKIがセレクトしたカラーを2人の異なるタイプの モデルさんにメイクしました。
やり方や、使うアイテムなどもしっかり説明しながらの実演に、会場の皆さんが真剣に見入ってくれてて、皆さんの興味の強さが伝わってきて、すごかった!
[BISOUエンハンシングスティックを使って、色滲みを抑えるリップメイクテクニック]
1.まず、下地を作る。
クラシカルな赤リップの代表色「クチュール」はマットな質感ですが、時間が経つと滲みが気になります。そこで、バームの「クリーン」で唇に潤いを与えてからBISOUエンハンシングスティックを使って唇と肌の境目になじませて輪郭を取りやすくします。
そして、上下の口角から中央に向かってyUKI Brush003リップブラシでラインを描きます。
https://yukitakeshima.com/collections/pro-series/products/003-リップブラシ
ここまでが、下地作り。
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唇に色を乗せる
次に、色をのせていきます。
唇の中央部分はサテンの「ラヴ」を直塗りして、マットな質感から、艷と立体感のある唇を作ります。
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追加テクニックを足す
唇の山にイルミナイザを入れると更に立体感が強調されます。1と2の工程だけでも十分素敵になりますが、お好みで足してみてください。
BISOUエンハンシングスティックは、モデルさんの肌色によって、違う色を使いました。
ボヘミアンのモデルには、日焼け色のアンバー、赤いリップのモデルさんには、エメラルドグリーンを使いましたが、一般的な日本人の標準カラーだったら、クリスタルでほとんどの場合大丈夫です。
https://yukitakeshima.com/collections/bisou/products/bisou-エンハンシングスティック-アンバー
https://yukitakeshima.com/collections/bisou/products/bisou-エンハンシングスティック-エメラルドグリーン
https://yukitakeshima.com/collections/bisou/products/bisou-エンハンシングスティック-クリスタル
みなさんから、「やっぱり 3色全部欲しくなります」って言っていただくのですが、クリスタル+アンバー、クリスタル+エメラルドグリーン、の2色持ちでも十分色々できますよ。
そして、70'sを意識したメイクにサテンの「ボヘミアン」は、ラフな付け方がオススメ。
バームのナチュラルで潤いを与えて、、BISOUエンハンシングスティックを使って下地を作る1までは同じ。
「ボヘミアン」の方は、リップスティックを、上下の唇中央から3分の2位まで筆を使わず、直に塗ります。
ここからが、ラフな仕上がりに大事な必須プロセス。
yUKI Brush008で唇の残り3分の1をぼかします。
https://yukitakeshima.com/collections/pro-series/products/008-コンシーラーブラシ
008はコシがあり、輪郭を撮ったり、ハッキリした発色が得意な003リップブラシと違って、柔らかいので肌当たりがよく、ぼかし効果があります。
結果的に、自然なグラデーシヨンが簡単に出来ちゃうというちょっとひねった使い方。
コンシーラーブラシをリップに使うなんて抵抗があるかもしれませんが、天然毛を使ったyUKI Brushは全て石鹸で簡単に汚れを落とすことができるので、使ったらサッと洗ってタオルで水分をとって自然乾燥したら、翌日にはまたコンシーラーブラシとして使うことができちゃいます。
唇にフワッと優しく当たるこの感覚は、病みつきになりますよ。
あと、やはり密着が良いので、カップやグラスにリップの色が付きにくいです。
外食やパーティなどで、おしゃれな人ってなぜかグラスやカップのふちが綺麗だったりしませんか?
008を使って、試してみてください。
KureBAZAARは、「ナチュラルとファッション性の共存」をコンセプトにしているブランドだからこそ、リップとネイルを同じネームカラーでコーデイネートしました。
結構詳しく具体的に書いたので、プロの技をぜひ取り入れてファッションとナチュラルな自分の個性の共存を楽しんでみてくださいね。